2008年01月30日

ピンクの長靴

今日、帰宅途中、家の近くの交差点で信号待ちをしている時、左手から来て左折した車の屋根の上に何か変な物が乗っかっているな、と思ったら子供の長靴だった。
暗かったのであまり確信はないが、ピンク色をしていたような気がする。
出来ることなら教えてやりたい、と思った。しかし、その車(ワゴン車)は、信号に引っかかることも、また左折してから何か障害に出くわすこともなしに、あっと言う間に薄暗がりの中、僕の視界から消え去ってしまった。
何処に向かっているのかは判らないけれど、最後まで靴が落ちませんように、と僕は祈った。
何となく、その長靴が、その家族にとって、非常に大切な物のように感じられたからである。
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2008年01月29日

頑丈な骨格の中のスリル〜「罪と罰」

罪と罰 (上巻) (新潮文庫)罪と罰 (上巻) (新潮文庫)
ドストエフスキー

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ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいる。
新潮文庫で上下二巻。それぞれが500頁近くもある大作である。
ロシア文学ではこの程度の長さは普通なのかも知れないという変な先入観もあるけれど、本当のところはよく判らない。

さて、僕がこの文庫本を手にするのには、いくつかのきっかけ(暗示)があった。
ひとつ目は、ウディ・アレンの映画「マッチポイント」。主人公クリス(ジョナサン・リース・メイヤーズ)は、まるで自らの犯罪とラスコーリニコフの言う「犯罪の権利」を重ね合わせ妄想を補完するかのように「罪と罰」を読んでいた。その姿がずっと印象に残っていた。
ふたつ目は、青木雄二「講談社文庫 ナニワ金融道7」の本人によるあとがきで、「ナニワ〜」を書いたのは「罪と罰」のあるシーンに触発されたからだと述べられていたこと。青木は、ラスコーリニコフと「呑んだくれの退職官吏」マルメラードフが、偶然出くわした居酒屋で交わす会話を引用し、「たいへんな驚愕と感動を覚え」た、と語っている。
そして最後が、昨年シアタープレイタウンで行われたアキ・カウリスマキ特集。今思えば、アキの「罪と罰」は、あまりにも大胆な「映画化」であった。

このようないくつかの(云わば)シグナルを受けて、僕の中でドストエフスキー(特に「罪と罰」)は、知らず知らず大きく、「読みたいもの」あるいは「読まなくてはならないもの」としてクローズ・アップされていた。
最初は、その厚さにびびった。
が、読み始めると、これが以外にもスラスラと物語に入って行くことが出来る。重厚かつ長大なのに、読んでいて退屈するということがない。安定しているのに、スリリングなのである。
とにかく、骨組みが太い。やたら人と事象が入り乱れて話の筋があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりする最近の小説に慣れてしまった身には、いかにも旧式に感じられる。しかし、だからこそ、その頑丈な骨格の中で描かれる物語は、たっぷりと時間をかけて登場人物の精神に深く深く入り込み、また読者である僕の心に対しても充分な熟成と発酵を促し、ほとんど主人公ラスコーリニコフと同時進行で「罪と罰」を体験することが出来るのだ。

1000頁の果てに、いったいどのような地平が開けているのか。または出口もない地下室の閉塞が待ち受けているのか。
僕のリアルかつスリリングな体験である「罪と罰」は、いよいよ後半へと突入する。

罪と罰 (下巻)罪と罰 (下巻)
ドストエフスキー 工藤 精一郎

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2008年01月27日

「勝手にしやがれ」について

勝手にしやがれ勝手にしやがれ
ジャン・ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ ダニエル・ブーランジェ

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ゴダールの「勝手にしやがれ」の原題はフランス語で「息切れ」という意味なのだそうで、そういえばリチャード・ギア主演でリメイクされたアメリカ映画の題名はそのまま「Breathless」であった。
僕はこの作品(ゴダールの方)を、中学生の頃日曜洋画劇場で観た。「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン!」と叫びながら新聞を売るジーン・セバーグが最高に可愛かった。テレビで観た「勝手にしやがれ」で憶えているのはこのシーンくらいだ、というくらい鮮やかに印象に残っている。
後に、社会人になってから仙台の映画館で「映画」を観た感想は、ただひと言「カッコいい!」。
モノクロ映画の「色」が違っていた。

ベルモンドの下着や二人がじゃれ合うベッドのシーツの白がカッコよかった。
結構いい服を着ている(ように当時の僕には思えた)のに、セコイ手口で車を盗むチンピラでしかないということがカッコよかった。
タバコをブカブカとふかしてばかりいるのがカッコよかった。
主人公が「虚無」を抱えているということがカッコよかった。
役中人物が突然カメラを見て観客に何事かしゃべり出すのはコメディのルーチンだなどということは後になって知ったが、(マルクス・ブラザーズだってやっているのに、そして谷啓だってやっているのに)観た直後はそれさえもカッコよかったのだ。
僕は、多分ゴダールは「アレ」を一人称語りの確保のために取り入れたのだろうと思っているが、実はあの手法こそが「勝手にしやがれ」の新機軸だったのではないだろうか。

ちなみに「勝手にしやがれ」未見の妻は、「この映画は絶対DVDでは観ない(自分で上映してでも、いつの日か映画館で観る!)」と決意し、それを健気に守り続けている。
あまり遠くないいつか、本当にそんな日が来たらいいな、と思う。

勝手にしやがれ デジタル・ニューマスター版勝手にしやがれ デジタル・ニューマスター版
ジャン=ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ ダニエル・ブーランジェ

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2008年01月26日

雪掻き

白い恐怖白い恐怖
レオ・G・キャロル アルフレッド・ヒッチコック イングリッド・バーグマン

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二年前、ある事情により家の前にある駐車場が広くなった。広くなったはいいが、その前年の記録的豪雪の記憶もまだ生々しかったので、その5台分の広さ込みの雪掻きを想像するたびに、ひどくうんざりさせられたのも、また事実であった。
幸いにも、去年(駐車場が広くなって初めて迎える冬)は、ほとんど大した積雪もない暖冬だった。
ほっとした。
が、それは腹の中にエイリアンの卵を宿したままのかりそめの「安心」であった。

そして、今年。

シーズン前には、こんな広い駐車場の雪掻きなどやってられるか、と思っていた僕だったが、それでも、もう3〜4度、赤いスノー・ダンプを相棒に雪と格闘している。
普通乗用車12台分の駐車スペース及び公道に続く中央の通路部分を全て完璧に(とは行かないまでも取りあえず全面的に)除雪するにはかなりの労力を要する。
当然、雪の降る日にはその難儀を思い憂鬱になる。
しかし、「いいふりこき」の僕は、いったん事を始めると途中でやめるということが出来ない。
きっちりやろうと思えばその作業には少なくとも30分以上、積雪量によっては小1時間を要する場合もあるのだが、最後の方はへたり込みそうになりながらも(いや、実際何度もへたり込みつつ)、ふらふらと雪を運び続けるのである。

すぐに鼻水が出て来る。
汗が背中をつたう。
手袋をしていても、やがて指先はかじかみ、その内に、吐き気さえして来る・・・。

雪掻きを終えた後、玄関前に立って駐車場を一望した時のあの爽快感を、毎度のことなのに、その時点ではまだ想像することすら出来ずに、「赤い靴」をはいてしまったバレリーナのように、僕は真っ白な駐車場で右往左往する。

白い恋人たち白い恋人たち
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僕らが見た光〜小沢健二のことなど

刹那刹那
小沢健二

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小沢健二は今頃何処で何をしているのだろう、とふと思うことがある。
そういう時は、たいてい彼のある曲(のひとつ)を思い出し心の中で口ずさんだ後であり、その曲は時に「恋しくて」だったり、あるいはまた「いちょう並木のセレナーデ」だったりする。
小沢健二が何処で何をしていようと、僕には全く関係のないことではあるのだけれど、僕は時々彼のことを、何の前触れもなく、このようにして思い出す。

一瞬にして消えてしまう、「永遠」ではないが美しいもの。
小沢健二の曲を聴いて(想い出して)僕が泣きたくなるのは、その無常観があまりにも切な過ぎるからだが、その歌詞は決して押付けがましくはない。むしろ「ポカン」としている。
だが、たとえば、「恋しくて」に出て来る「二人でよく見た映画はなぜだか ”シリアル・ママ”とか”蛇拳”とか」だの、「ブドウを食べたり ”キムチラーメン”を探して夜遅く出かけた」という歌詞が、「そんなことの全て 僕らが見た光 眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず」に引き継がれる時、僕の胸はただただ狂おしくさざ波立つのである。

ところで、僕は今、「デス・プルーフ」前半の切なさと、小沢健二の歌の切なさを、とても近しいものだと感じ始めている。そして、それはまた、ジャック・ケッチャムの一連の小説にもつながるものなのではないか、と思う。
クエンティン・タランティーノとオザケンと陰惨極まりない(と世間では思われている)作家が、いったいどうして結び付くのか。
それは、少なくとも、何処にだって同質なある「美」というものが存在可能である、ということの証明ではあるかも知れない。

僕が今一番観たい映画は「シリアル・ママ」である。しかし、この傑作は日本では何故か今まで一度もDVD化されたことがないはずだ。
テレビの洋画劇場で観て頭がグラグラした記憶を辿りながら、僕は今小沢健二の「LIFE」を聴いている。

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2008年01月24日

神風

今日、未明、信じられないくらいの強い風が吹いた。
それは、軍隊のパレードのようにぐんぐんと近づいて来て、窓ガラスや、屋根や、そして床までもゴゴゴゴゴと揺らしたあげく、前後の脈略もなく、あっという間に過ぎ去って行った。

それまでも、風はずっと吹いていた。
が、それはあくまでも、冬の夜のごく平均的な嵐でしかなかった。
しかし、あの風は、とてつもなく特別な風であった。
間違いなく屋根がはがれる、と思った。朝、起きてから、何故か行方の知れなかった猫のことを、きっと神隠しにあったのだ、と半分信じ込んだほどだった。

ところで、これほどまでに強い風に遭遇した時に、人はそれをいったいどのように受け止めるものなのであろうか。
当の風をこそ自分に対する警告だと思うのか、それとも、あくまでも、徹頭徹尾善良な自己の救済を、風以外の何者かに祈る(求める)だけなのか。

正直に言えば、今朝僕は布団の中でそっと風に許しを乞うていた。
後ろめたい、罰の当りそうなことが、ひとつならずあるからである。
内緒だけどね。
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2008年01月20日

「グラインドハウス」は大傑作である

金曜日、「グラインドハウス」の上映最終日ということで、またもやのこのことシネマパレまで出かけて行った。これで二回目。「プラネット・テラー」は単独上映版も観ているから、延べ三回目となる。
「プラネット・テラー」には、何度観ても文句なしに楽しめる「職人技」を見て改めて感心させられたが、一回目とその印象が驚くほど変わり、そして大好きになったのが「デス・プルーフ」であった。

前回も確かに面白かった。大いに興奮したし、あの後半からラストは間違いなく滅多に経験することの出来ない強力なカタルシスだった。だが、それと同時に、前半に対しては、何だかすっきりとしないもやもやとした感覚が消し難くあったこともまた事実で、僕はそこにラス・メイヤー監督の「ワイルド・パーティ」を重ね合わせて、比較的投げやりにカテゴライズしてしまっていたのである。
確かに、あそこにはラス・メイヤーの影があるだろう。それどころか、後半においては同監督の「ファスター・プッシーキャット キル!キル!」がもろに取り入れられているようである(「ファスター〜」については未見だったが、昨日妻がYOUTUBEで「グラインドハウス」のエンド・ロール曲をバックに展開される強烈なモノクロ映像を発見(→)。僕は心の中で「ああ、これだ!」と叫んだ)。
しかし、それでも、「デス・プルーフ」は、ラス・メイヤー作品の単なる真似などではあり得ない。
「デス・プルーフ」を二度目に観て僕が感じたのは、実は「センチメンタル」であった。

「眠る前に何マイルも行かなくてはならない」と静かに語られるロバート・フロストの詩が彩るナマ脚と尻が、その「センチメンタル」の源だ。
スタントマン・マイクの、バタフライ=アーリーンに対する残酷な指摘。まだ来ぬ恋人にメールを送るジャングル・ジュリアの純情。雨に濡れて光る脚。女の友情。女だけの週末。「その」直前、ラジオから流れる「デイヴ・ディー、ドジー・ビーキー、ミック&ティッチ(&ピート)」の曲に合わせてドラムを叩く真似をするシャナ。隣であきれたように笑っているアーリーン。
そして、結末。

この前半のやるせない「センチメンタル」と、後半の強烈かつナンセンスな「カタルシス」を、スタントマン・マイクの歪んだ「デス・プルーフ(耐死仕様)」が結び付ける。
「だらだら」感を安易に「死霊の盆踊り」に結び付けたことが今となっては恥ずかしい。
「グラインドハウス」は大傑作である。

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2008年01月14日

「折込広告ふんどし運動」断固反対

今気に食わない物の一等賞は、何と言っても新聞の折込広告である。というよりも、その折り方である。

一面を半分に折った状態の新聞がある。それを開くと、(たいていは)テレビ・ラジオ欄の間に挟まっていた無駄に枚数の多い折込広告が現れる。折込広告のその時のサイズは、だいたいがA3版より若干小さ目のサイズで、つまり、一面を二つ折りにした新聞の間にちょうど収まるくらいの大きさになっているわけだ(ためしに測ってみたら38×27センチくらい)。
ところが、最近このちょうどいい大きさの折込広告(の束)に「ふんどし」をはかせるのが流行しているらしい。重ねられた折込広告の長い方の辺のひとつを、別の広告が「僕取りまとめ役です」とでも言いたげにはさみ込んでいるのである。
おせっかい、ええカッコしい、自意識過剰、目立ちたがり、というような心ない罵りの言葉が脳裏をよぎる。
新聞というのは、一面の半分折という状態がデフォルトであるかのような顔をしているが、だから折り目も正式にはそのようにしかついていないのであるが、実際は更にそれを半分に折った形で扱われるのが普通だと思う。だが、この「一面の半分折りの更に半分折り」は、「おせっかい」に(他の折込広告とは異なる)変な癖をつけ、それが、畳んだり重ねたりする際、非常に微かな妨げを生む。そして、この「微かな邪魔」が、ものすごく癪に障るのである。

昨年あたりから始まったことのような気もするこの「折込広告ふんどし運動」であるが、正確なところはよく判らない。また、僕の住むエリアの新聞販売所だけの流儀なのか、それとも今や「それ」が折込広告界の主流となってしまっているのかについても定かではない。
が、とにかく癪に障る。
「折込広告ふんどし運動」断固反対である。

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2008年01月13日

清水ミチコの顔〜待合室にて

清水ミチコの「これ誰っ!?」 (宝島社文庫)清水ミチコの「これ誰っ!?」 (宝島社文庫)
清水 ミチコ

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アレルギーの薬を貰いに近所の医院まで行ったら、予想外に混雑していた。近くに住むじいさんばあさんこどもやそのははおや達で待合室のソファはほとんど埋まっている。僕は、かろうじて空いていた、テレビのまん前にある一番端っこの席に腰を下ろした。
テレビでは朝の情報番組をやっていた。高樹沙耶を真ん中にして、左右にテレビ局のアナウンサーと思しき男女が座っている。そして、その右端に、ゲストなのか、毎回出演しているのか、それは判らないけれど、清水ミチコがいた。

清水ミチコは好きである。モノマネも他の人とはひと味もふた味も違うし、様々なジャンルの有名人に扮した「清水ミチコの顔マネ塾」にも大いに笑わせられた。
今この人の真似をすればウケル、とか、この人の声は自分と同質だから、などという理由とは全く関係のないところで、清水ミチコのモノマネは成立しているような気がする。真似る相手に対する愛情が感じられる、と言ったら大袈裟か。
ある意味、関根勤の在りように似ているのかも知れない。

さて、いつ果てるともなく診察室に入っては出て来るじいさんばあさんこどもやそのははおや達をちょっとうんざりしながら見るとはなしに見つつ順番を待っている僕の目の前のテレビ画面に映る清水ミチコの顔である。
僕は、それを、何かに似ている、と思った。正面を向いているのに横顔に見える。あるいは、横を向いているのに反対側の顔も同時に見えている、ような感覚。
その「何か」とは、キュビズムの頃のパブロ・ピカソの絵であった。

そういえば、「清水ミチコの顔マネ塾」にピカソの絵を真似たシリーズはなかっただろうか。
それでこんなことを考えたのかな、でも今はただ普通にテレビに映ってるだけなのにどうしてかな、などと思っていると、「○○さん」と名前を呼ばれた。

西洋絵画の巨匠 ピカソ西洋絵画の巨匠 ピカソ
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2008年01月12日

快挙なり!〜「グラインドハウス」上映

デス・プルーフ in グラインドハウスデス・プルーフ in グラインドハウス
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「グラインドハウス」をやっと観た。というか、とうとう観ることが出来た。

ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」とクエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフ」を、フェイクの予告編も込みで連続上映することでかつてのB級映画上映館「グラインドハウス」を再現する、という馬鹿馬鹿しくも面白過ぎる企画。しかし、アメリカ本国版オリジナルバージョンでの上映、「グラインドハウス」というひとつの作品としての上映というのは、東京や大阪でもごく限られた場所で、しかも限られた期間だけしか実現されなかったことで、当然ながら、秋田においても、昨年イオンのTOHOシネタウンで上映された時には、両作品それぞれ時期をずらしての個別上映だったのである。

これを快挙と云わずして何と云おう。そう思って、「GRINDHOUSE公式ホームページ」をのぞいて見れば、もう既に何処にもリンクの張られていないそのトップページ()の「上映館情報」欄には、「U.S.A.バージョン」の文字もさり気なく、我が「秋田フォーラスシネマパレ」が、何とただ1館だけ「上映中」を宣言しているではないか。
カッコいいぞ!

「プラネット・テラー」は、昨年観た際もそのあまりの面白さに感動して涙が流れたが、改めて「体験」してまたまた唸った。前はひとりだったけど、今度は妻も一緒だ。笑い声にも力がこもる。
初めて観た「デス・プルーフ」にも大興奮。本格的なカーチェイスが始まるまではちょっと不安もあったが、終わってみれば大満足だ(それにしてもカート・ラッセルははまり役過ぎる)。
タランティーノの頭には、ラス・メイヤー監督の「ワイルド・パーティ」でもあったのだろうか。若い、それもちょっと不道徳な女子の生態を見ること自体がエンタテインメントになるという確固たる信念がなければ、とてもとてもあの「ダラダラ」はやり切れないだろう(あるいは「死霊の盆踊り」へのオマージュか)。
とにかく、3時間以上の上映時間が少しも長く感じられない。
最高だ!

1月18日(金)まで、一日一回の特別上映ではあるけれど、まだまだチャンスはある。
観ていない人、是非秋田FORUSシネマパレまで足を運んで下さい。

※個人的には、フェイク予告編の「Don’t」が最高のお気に入り。
 DVD(BOXセット)も予約可。
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グラインドハウス コンプリートBOX(初回限定生産)グラインドハウス コンプリートBOX(初回限定生産)
ゾーイ・ベル ロザリオ・ドーソン クエンティン・タランティーノ

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ジョン・コリアに困る

ナツメグの味 (KAWADE MYSTERY)ナツメグの味 (KAWADE MYSTERY)
ジョン・コリア 垂野 創一郎

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ジョン・コリア「ナツメグの味」に困っている。
「悪魔と詩人と女たち」という帯の謳い文句。そして「マネキン人形に恋した青年、幸せな夫婦を脅かす怪鳥、夜の百貨店に巣くう影のような人々。悪魔的な笑いと奇想に満ちた異色短篇傑作集」という紹介文に惹かれて買ってしまったのだが、全17話の内、まだやっと3話目までしか読み終えていない。

第1話「ナツメグの味」はすんなりと読み終えることが出来た。面白いとも思った。だが、第2話「特別配達」でつまづいてしまった。
ストーリーがつまらないのではない。この第2話は惹句にもある「マネキン人形に恋した青年」の話で、正に奇想である。しかし、これを最後まで読み通すことが僕には非常に苦痛であった。
その語り口調に、むず痒いような、独特の居心地の悪さを感じてしまう。僕は、ふっとある既視感にとらわれた。この居心地の悪さを、僕は以前にも感じたことがある・・・。
すぐにインターネットで「ジョン・コリア」を検索してみた結果、僕の予想は当たっていた。僕がジョン・コリアの短編集を読むのは、実はこれが初めてではなかったのである。

二十代の頃、僕が読んだのは、「ザ・ベスト・オブ・ジョン・コリア」という文庫本であった。そして、その時もやはり今回と同じく、最後まで読み通すのに苦労したのであった。
僕がジョン・コリアに辿り着いたのは、赤塚不二夫の「おそ松くん」→「O・ヘンリー短編集」→「サキ短編集」→「ジョン・コリア」という道筋だった。「おそ松くん」にはよくO・ヘンリーの翻案ものが登場したし、底意地の悪い僕が本家O・ヘンリーからじきにサキへと手を伸ばし、そしてジョン・コリアに対しても興味を持つようになったのは、ごく自然なことであった。だからこの「結果」は、僕にとって非常に意外なものだった。

訳が悪いのだ、とその時の僕は結論付けた。しかし、「ザ・ベスト・オブ〜」の訳者・中西秀男は、今回の「ナツメグの味」には関わっていない。
短編集「ナツメグの味」は、「ザ・ベスト・オブ〜」にも収録されていた4作を含んでいる。明らかになったそんな「事実」も、ますます僕を困らせる。
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2008年01月05日

フィンランドからの年賀状

謹賀新年


ムーミン
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2008年01月04日

「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」について

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)
ジェラール・ドパルデュー カトリーヌ・アレグレ パスカル・グレゴリー

東宝 2008-02-22
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「歌こそ全て、歌うことが愛すること」と言えば聞こえはいいが、実は「歌しかなかった、歌うことでしか人の愛を確かめられなかった」のではないか。そう思うと、あまりの寂しさに心が震える。
エディットが初めて人前で歌を歌ったあの時、愛されるためのひとつの「よすが」が生まれたのである。そして、それはまた彼女を捉えて放さない堅牢な檻でもあった。強過ぎる「ツール」は、時に人を支配する。
愛なき世界から逃れるために、また別の何ものかの囚われ人となる。かつて娼婦ティティーヌとふざけ合って歌った歌と、それはあまりにも違う。

主演のマリオン・コティヤールを素晴らしいと思う。大道芸人の父に寄り添うしかないその姿が、あるいは若い頃の捨て鉢な傷つき易さが、かのフェリーニ映画におけるジュリエッタ・マシーナ(「道」、「カビリアの夜」)を彷彿とさせる。
目の表情がいい。あまりにも酷い晩年のエディットに、そのいたずらっぽい輝きの戻ることは二度となかったが、そのグロテスクを目の当たりにしてさえなお、僕達は彼女を愛さずにはいられない。
「エディット・ピアフ〜愛の賛歌」は、ある意味悲惨かつ残酷な映画だが、それでもしかし生命の煌きに満ちている。マリオン・コティヤールの演技が、そこに映画的真実を与えているのだ。

「愛しなさい、愛しなさい」とインタビューに答えるエディットは、まるで「愛して、愛して」と叫んでいるように見える。そして、「愛の賛歌」で歌われる「あなた」の腕は、もう決してエディットを抱くことはない。
こんなにも求めたのだ。こんなにも求めたのに、それでも適えられなかったのだ。
彼女には歌があった。もしかしたらその「脅迫観念的」歌しかなかったのかも知れないけれど、彼女が不幸だったとは決して言うまい。
今まさに自分自身が渡っている吊り橋のロープを鉈で断ち切るかのように歌う「パダン・パダン」には、ただただ圧倒されるしかない。
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2008年01月03日

午前3時9分

元旦の午前3時9分で腕時計が止まっていた。そのことに昨日気づいた。
年末年始の丸二日間をほとんど腕時計を見ることなしに過ごした僕は、新年早々、まるで何かの暗示のように「時を取り戻さなければ」というメッセージを受け取ったのだった。
そんなこと、言われるまでもなく判っているつもりだ。
腕時計の針が「A HAPPY NEW YEAR!」で止まっていようと、明日から仕事は始まる。

止まったままの時計を、それでも僕は左手首に巻きつけてあちこちへ出かけた。
実家に向かうタクシーの中で最初にそのことに気づいたのだが、昨日はそのまま一日を過ごした。
今日は、映画のついでに何処かで電池の入れ替えをしようと思い出かけたが、駐車場に車を止めるのに予想外に時間がかかったり、バーゲンの混雑と空腹に夫婦揃って意識朦朧となったりして、結局は時を取り戻せないままに帰宅した。

「3時9分」を左手首に巻きつけて、僕は明日の朝仕事始めの職場に向かう。昨日、そして今日もそうしたように、止まっている時計なのに、度々その文字盤を覗き込むのだろう。
僕は確かにメッセージを受け取った。
「時を取り戻さなければ」・・・。
だが、どんな時を、またどのようにして。

それが判らないから困るんだよね。
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「万年筆=カメラ」〜樋口一葉の魅力に目覚める

にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)
樋口 一葉

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篠原有司男のブログ記事に触発されて、樋口一葉「にごりえ・たけくらべ」(新潮文庫版)を読んでいる。年末年始、酒びたりでぐだぐだ過ごしていたため、まだ「にごりえ」と「十三夜」しか読み終えていないが、僕は非常に新鮮な驚きを感じている。
「小説」なのだが、まるで「映画」を観ているようなのだ。いや、「映画」ではなく、「場面」というべきか。

極端に句点の少ない文章は、それぞれのひと区切りを映画のワン・カットと見做すことも出来ようか。
たとえば「にごりえ」の冒頭。「おい木村さん信さん寄つてお出よ」と菊の井の酌婦「お高」が道行く男に声をかけ、体よく断られたのを朋輩「お力」がなだめ、二人の年恰好からいでたちまでを述べた後、「お力」が何やらわけありの手紙を出しそびれているのを、「お前などはその我ままが通るから豪勢さ」と「お高」があきれ、再び「表を通る男を見かけて寄つてお出でと夕ぐれの店先にぎはひぬ。」と結ぶまでが、何と文庫本の約2頁分である。
これは映画のワン・カットにしても随分と長い。しかし、信じられないことに、この2頁が、ポンとひとつの「場面」として(「言葉」による状況説明ではなく、あくまでも「映像」として)、一気にこちら側に届いて来る。そして、それが全編を通して持続するのである。
こんなに映像的な「文学」を、僕は今まで体験したことがなかった。

「にごりえ・たけくらべ」は短編を集めたものだから、それぞれの物語は短い。「にごりえ」も「十三夜」も、運命に弄ばれるように取り返しのつかない選択をしてしまった、あるいは気にも留めずにある運命の曲がり角を曲がってしまった人々(男女)の悲哀が、実に淡々と描かれている。良いも悪いもなく、その人生の一場面は、ただありのままに、一見無造作に切り取られたものであるかのごとく提示される。しかし、この「切り取り方」が、何とも絶妙なのだ。
ヌーベル・バーグの監督達は、「カメラ=万年筆」と宣言し、斬新な作品群を世に送り出した。樋口一葉は、万年筆(おそらくは筆)をカメラのごとく駆使し、本当に数えるほどの作品のみを残して、僅か24歳の若さでこの世を去ってしまった。
この時代(明治)の他の作家達をよく知らないから、この文体が真に「革命的」と呼ぶべきものなのかどうか判断はつかないが、僕の中で、樋口一葉は今最高にカッコいい「表現者」として輝いている。
posted by og5 at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

「2007ベスト映画」〜今年は10本選んでみました

昨年の元旦と同様のパターンで去年観た映画のまとめ。
青文字が今でも面白かったと思えるもので、赤文字がその中でも特に好きなもの。
特集上映という形で観た旧作については、赤ではなく緑で色付けし「お気に入り度合い」の目安とした。

サンキュー・スモーキング/テキサス・チェーンソー ビギニング/マリー・アントワネット/上海の伯爵夫人/ミッドナイトムービークリムトパフューム−ある人殺しの物語−デート・ウィズ・ドリュークィーンピンチクリフ・グランプリ13(ザメッティ)/リーピング/大日本人/パリ、ジュテーム/ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド/しゃべれどもしゃべれども明日、君がいないリンガー! 替え玉★選手権絶対の愛キサラギコントラクト・キラーマッチ工場の少女パラダイスの夕暮れ浮き雲/カラマリ・ユニオン/罪と罰/街の灯り/ボラット〜栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習/歌謡曲だよ、人生は/スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ/スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー/それでも生きる子供たちへプラネット・テラー in グラインドハウス天然コケッコークワイエットルームにようこそ仁義なき戦い仁義なき戦い 広島死闘篇仁義なき戦い 代理戦争/仁義なき戦い 頂上作戦/仁義なき戦い 完結篇/サッド・ヴァケイション/それでもボクはやってないアヒルと鴨のコインロッカー/殯の森/不完全なふたり/コマンダンテ/カポーティ/サン・ジャックへの道/フランシスコと二人の息子/あるいは裏切りという名の犬/王の男/今宵、フィッツジェラルド劇場で

何だかオーソドックスな映画が少なかったな、というのが素直な感想である。別にそれでも構わないのだが、それだけではいけないような気もする。
アキ・カウリスマキ特集で、とうとうスクリーン上で観ることの出来た「マッチ工場の少女」や「浮き雲」。特に「浮き雲」にはいろんな再発見があった。作品の背景というものに僕はあまり興味がない。目の前に表現されたものが判断すべき対象の全てと思うからだが、それでも「浮き雲」にはしみじみとさせられた。もちろん、作品として素晴らしい、ということが大前提なのであるけれど。
もうひとつの特集「仁義なき戦い」にも大感謝。当時の映画は二本立てが普通であった。それでも僕達はひと回りした次の回の1本目をもう一度観直したりしたものだった。作品の「ギラギラ度」が桁違いだったのか。観る側の「飢え」の強さが全く異質になってしまったのか。それとも、ただ単に体力の問題か。シネマパレにおける本特集は、(本当は違うのだけれど)何処となく当時の「二本立て」を彷彿とさせてくれた。

去年も言ったことだが、順位はあくまでも「あえて選ぶとすれば」である。時が経てばまた印象も変わる。「あるいは裏切りという名の犬」が、日が経つに連れてどんどん大きく僕の中でその存在感を増しているように、きっと他の作品の多くもそういう可能性を裡に秘めているに違いない。

第1位:明日、君がいない
第2位:絶対の愛
第3位:あるいは裏切りという名の犬
第4位:クリムト
第5位:ボラット〜栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
第6位:アヒルと鴨のコインロッカー
第7位:パフューム−ある人殺しの物語−
第8位:キサラギ
第9位:プラネット・テラー in グラインドハウス
第10位:ミッドナイトムービー

今年は、もう少しオーソドックスな映画を観る機会を増やしてもいいかな、と思っている。

明日、君がいない明日、君がいない
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ラベル:ベスト10
posted by og5 at 17:15| Comment(7) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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