2008年10月07日

ハチは何処に行った?

先週、もうそろそろ今年の陶芸はお終いかな、などと思いながら陶芸小屋に入った。まだそんなに寒くはないが、今轆轤で挽いたものを乾燥させて素焼きし、更に施釉した後本焼きに入ると考えれば、1ヵ月などあっという間だ。
11月に入ったら、また別の季節がやって来る。

天気が良かったので戸を開けっ放しにしていたのがまずかった。いつの間にやら、小屋の中をスズメバチがぶんぶんと飛んでいる。小屋の東西にある窓を行ったり来たり。また、時に蛍光灯の灯りに気を取られてみたり。だが、北側にある、スズメバチにしても元々自分がいた昆虫の世界に通じる開け放たれた戸口には、彼は全く興味を示さないのであった。

巣に近づいたわけじゃないんだから、あるいは、一匹だけなんだからと思い、気にせず轆轤を挽き続けようと思うのだが、やはりどうもまずい。気まぐれに小屋の中をあっちからこっちへ、こっちからあっちへと飛び回るスズメバチに、僕は完璧に支配されていた。
要するに、こわかったのである。

僕はとうとう諦めて、道具の後始末もほどほどに小屋を後にした。
当然ながら、小屋の戸は締めてしまった。
だが、翌日もまたその翌日も、こわごわと小屋の戸を開ける僕に、スズメバチは一向にその姿を現さない。せっかく近所のスーパーで殺虫剤まで購入して来たのに、彼はいったい何処まで行ってしまったのか。

広い世界がすぐそこにあるのに、何故虫は外に出ることが出来ないのであろう。
しょせん虫の世界の話だと言われればそれまでなのだが、時に虫はすごく迷惑である。
posted by og5 at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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