2008年10月19日

ラモリスの想い出

赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス
パスカル・ラモリス, サビーヌ・ラモリス, ジョルジュ・セリエ, ヴラディミール・ポポフ, アルベール・ラモリス

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アルベール・ラモリス監督の「赤い風船/白い馬」が、10月24日より三日間、秋田有楽町のシアタープレイタウンにて上映される。
「赤い風船」はもう20年以上も前に、秋田大学の学園祭で観た。ラモリス監督のファンで、当時所属していた映画自主上映サークルの会合でも、再三同監督の「フィフィ大空をゆく」をプッシュしたが、ついに叶わなかった。
「フィフィ大空をゆく」を初めて観たのはNHKのテレビ放映で、確か土曜の午後、ひとりきりの居間で、まだ中学生の僕は詩情あふれる映像にうっとりしていた。長年憧れていた映画だったので、自主上映が叶わないと決まった途端、しょうがないのでレンタルビデオ屋から借りて観たのだが、高過ぎる期待故かかなり退屈に感じられた。やはり映画館(映写機による上映)で観たかった。
ラモリス監督には「素晴らしい風船旅行」という作品もあって、老科学者と少年の気球による冒険旅行を描いている。この作品においてラモリスが採用した「ヘリヴィジョン」という撮影手法は、多分ヘリコプターから撮影するというだけの代物かと思われ、冒頭のクレジット・タイトルにはずっとプロペラの影が映っていたけれど、これもまたのどかで微笑ましい。
考えてみれば、「赤い風船」も「フィフィ大空をゆく」も、そして「素晴らしい風船旅行」も、全て「空を飛ぶ」ことがテーマあるいはモチーフとなっている。映像が音楽のように沁み込んで来る、広がって行く、あふれ出す。そして、そこに詩が生まれる。
24日が待ち遠しい。

※「赤い風船」の可愛らしい少年はラモリス監督の実の息子パスカルで、「白い馬」にも出演している。ラモリスにオマージュを捧げた「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」も同時上映される。
posted by og5 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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