2007年10月04日

寝小便たれの夢

僕は筋金入りの寝小便たれで、それは11歳の頃まで続いた。逆に、何故そのタイミングでおさまったかというと、小学校の5年生には修学旅行という行事があったからである。
僕は甘ったれだが、またそれ以上に見栄っ張りでもあった。小学生の僕は、多分恥をかきたくなかったのだ。

僕はよくトイレに入る夢を見る。
そのトイレはある寮のトイレで、僕は会社の研修でそこに長期滞在しているのである。
研修は明日で終わる。だから今日は寮で過ごす最後の日ということになる。僕は、食券を持って食堂の長い列に並んだり、二人部屋のドアをノックして同じクラスの研修生達を訪ねて回ったりしている。
浴衣を着た僕は、トイレを探している。いや、トイレはあるのだが、いつも満員だったり、汚れていたりして、どうしても目的を達することが出来ないのだ。エレベーターを使ったり、また時には「木造校舎の3年生の教室につながる階段」を上ったり下がったりして、僕はトイレを探し続ける。
僕は汽車を待っている。研修が終わったのだろうか。大きな鞄を持ち、その中の切符を何度も何度も確かめて、でも結局は乗るべき汽車には乗り遅れてしまう。
僕は汽車に乗っている。その汽車はワンマンバスで、「新屋支所前」のひとつ手前のバス停で、整理券と小銭を運賃箱に入れて僕は下車する。
僕はやっとトイレに入ることが出来たらしい。イルカのショーを見ながら、僕は安心して膀胱を空にしている。だが、そのトイレは詰まっていて、どんどん「水位」が臨界線に近付いて来る・・・。

僕は、はっとして目を覚ます。そして、ああよかった、と安堵する。
僕はふらふらとトイレのドアを開ける。
現実のトイレは、味気はないがいつでも頼もしい。

僕のかつての寝小便癖とこれら夢の間に何らかの因果関係があるのかどうかについては全く定かではない。決して見て楽しい夢ではないが、しかしまた嫌な夢でもない。
これは不思議なことである。
トイレの夢を見るということが一般的にどういう意味を持つのか、またどれくらいの人がどれくらいの頻度で見るものなのかも判らないけれど、僕にとってこれはもしかしたら一種のノスタルジーなのかも知れない。
posted by og5 at 21:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
JR深名線路線バス運転士
Posted by 永江聡 at 2013年12月04日 18:54
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