2006年08月21日

「小ストレス」発散〜CM編

かなり前から気になっていたTVコマーシャルのことを二つ。
一応断っておくと、「気になっていた」のであって、決して「気に入っていた」ではない。どちらかと言えば「気に障っていた」ので、最近のあまりの暑さに、せめてこの「小ストレス」でも吐き出してすっきりしたいと思ったのである。

まず一つ目は、フジテレビフラワーセンターのCM。
高橋真梨子が「僕の嘘」という曲を歌っているアレである。
「♪確かに僕は大きな嘘を ついたのは認めるけど♪」と、画面に大写しになった髪の毛と顔と唇の色が何だか同じに見える高橋真梨子は歌う。
僕は、この歌を聞く度に左心室の辺りがムズムズする。
何が駄目って、この歌詞の「僕は」の「は」がどうしようもなく気持ち悪いのだ。
無理だろうけれど、出来れば「が」にして貰いたいと、このコマーシャルを見る度にそう思う。

そしてもう一つは、日通の引っ越しサービス「えころじこんぽ」のCM。
マンションの一室で日通の人達が段ボール箱に荷物を詰めているのを尻目に、その家の主と思しき女性がベランダに頬杖ついて外を眺めながらキャンディーズの「微笑がえし」を口ずさむ。
僕は、この歌を聞く度に尾てい骨の辺りがムズムズする。
別に「お前も手伝え!」などと思うわけではない。あの女の人の歌が、誰かは判らないけれど「聞き手」をすごく意識しているのがひしひしと伝わって来て、何とも居心地が悪くなってしまうのだ。
「あなた、自意識過剰ですよ」と誰か彼女に伝えて欲しい。

「♪ジョニーが北なら伝えてよ♪」と何の脈略もなく頭に浮かんだ。
ああそうか、高橋真梨子と「伝えて欲しい」か。
「小ストレス」は吐き出したけれど、全然すっきりしない・・・。

ヒット・コレクションヒット・コレクション
ペドロ&カプリシャス

BMG JAPAN 1999-11-20
売り上げランキング : 49824

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


CANDIES FOREVERCANDIES FOREVER
キャンディーズ

ソニーミュージックエンタテインメント 1999-11-20
売り上げランキング : 680

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろうかっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
早川義夫

エイベックス イオ 2002-09-11
売り上げランキング : 14680

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

早川義夫の声に初めて触れたのは、高校二年の時、好きだった下級生から、僕が貸したドノヴァンの「エッセンス・トゥ・エッセンス」のお返しとして借りた「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」だった。

何故今頃こんなことを思い出して、しかも部屋の中にそのCDの何とも時代遅れな音が流れているのかというと、最近読み終わった吾妻ひでおの「うつうつひでお日記」に、近所に住むファンTさんとの、互いに顔も合わせずに取り交わされるジャックスや早川美夫のテープの貸し借りの様子が、実に微笑ましく描かれており、それが僕に僕の一番好きな早川美夫であるこの「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」を久々に思い出させたからである。

このレコードは衝撃的だった。最初、僕の若さは、この呪われたような歌ばかりが詰まったソロ・アルバムを拒絶した。そして、何故「彼女」はこんなものを好きなのだろうといぶかしみ、同時に幻滅した。だが、裏ジャケットの「能書」にあるように、「甘えたくて甘えたくてしょうもない人」に捧げられたこの「なんともみじめな歌」達を、僕はいつしか心から愛するようになっており、その時、僕は自分が実は人一倍「甘えたくて甘えたくてしょうもない」人間なのだということを改めて思い知らされ、また心から安心したのである。

さて・・・。
自分の頭で考えるということは、一体どういうことだろうか。僕には、僕の見たことと、聞いたことと、そしてどうやらこれは本当かも知れないと本能的に感じ取ったいくつかの曖昧なこととを、必死になって自分の中で組み立てて、整合性を確認し、自ら批判し、そして自分にも判る簡単な言葉で言い表そうともがくことしか出来ない。自分の頭で考えることとは、自分の言葉で語ること(あるいは語ろうとすること)の根気の要る積み重ねでしかないのかも知れない。
例えば、「残暑」という言葉を僕は使う。それは、僕が「残暑」という言葉の意味を(多分)知っていると自分で確信しているからである。だが、人は時として、例えそれが独りよがりなものであるにしてもないよりはあった方がましな確信もないままに、「残暑」について語ることがある。いや、「残暑」について語るならまだしも、何かを語ろうとして適当に「残暑」という言葉を使う。その時、「残暑」は互いにとって単なる記号となる。しかも、両者のこの「残暑」という記号に対する定義づけが同一であるかどうかなど誰にも判らないのだ・・・。

「かっこいい」という言葉を使う時、「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」と心の何処かで思っていることは結構大事なことである。少なくとも、無自覚に嘘をついてしまう心配は、そうしない時よりもずっと減少する。自分のものでない言葉を疑いもなく使っていると、いつしか知らぬ間に大切な脳味噌を誰かに支配されてしまっていたなどということにもなり兼ねない。
久し振りに聴いた早川美夫の「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」は、ひしゃげた声で僕にそのように告げた。

※例えが「残暑」なのは、まあたまたま今がお盆の後だからである。
posted by og5 at 15:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

お前をはがしてさらってゆきたい

ピンナップ・ベイビー・ブルース (紙ジャケット仕様)ピンナップ・ベイビー・ブルース (紙ジャケット仕様)
シーナ&ロケッツ シーナ&ザ・ロケッツ

Sony Music Direct 2006-01-18
売り上げランキング : 83159

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

夏だ、水着だ、「ピンナップ・ベイビー・ブルース」だ。
というわけで、僕は昨日から無性にシーナ&ロケッツの「ピンナップ・ベイビー・ブルース」が聴きたかったのである。
僕の中でシーナ&ロケッツは結構微妙な存在ではあるけれど、この曲「ピンナップ・ベイビー・ブルース」だけは文句なしの名曲だと思っている。

胸騒ぎのようなギターとドラムの音に導かれて、過酷な現実が唐突にやって来る。この鮮やかなイントロにサックスとピアノの音が絡みつく時、その凄過ぎる歌詞を耳にするまでもなく、僕達には、これが一人の「病んだ者」の実に孤独な物語であることが既に提示されている。
とにかくカッコイイのだ。そして生々しいのだ。
このバンドにしては珍しく間奏が長いのもいい。「♪ピンナップ・ベイビー ぴンなっぷ・ベイビー(ベイベー)」と繰り返されるコーラス部分のダルサ加減も実にいい感じだ。

歌詞が素晴らしい。僕は、この歌詞を書いたという事実だけで糸井重里を尊敬する。
「お前をはがしてさらってゆきたい」などという歌詞が今まであっただろうか。「いつもの地下鉄プラットホーム」「海辺が見えたよプラットホーム」、ああ、こんなに変態なのにこんなに純愛だ。
同じように「病んだ者」の歌として真っ先に思い出されるのは、ムーン・ライダーズの「青空のマリー」であるが、「青空のマリー」においては、曜日を追って孤独な恋愛(あるいは犯罪)が一応は「場面転換」と共に歌われ、そこに一種書割めいたバーチャルな青空のイメージが重ねられるのに対し、「ピンナップ・ベイビー・ブルース」では、その場所はあくまでも「いつもの」場所「地下鉄のプラットホーム」だ。
時の経過は、ある。しかし、彼女はそこにいる。いつでもそこにいる。そして、ある日彼女は突然にその姿を消してしまう。
これは、もう徹底的に片思いの歌なのである。

「ピンナップ・ベイビー・ブルース」の、地下鉄駅の夏の水着のピンナップというその恋の対象はあまりにも具体的かつリアルである。シーナの歪んだヴォーカルと相俟って、この曲は僕に狂おしいほどの「夏」を想起させる。その「夏」は人込みの中、ちょっとした日陰で実に恨めしそうに太陽を見上げている。
posted by og5 at 23:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

「昭和ブルース」を聴く

ザ・ブルーベル・シンガーズの「昭和ブルース」がどうしても聴きたくなって、通販でシングル盤を購入した。会社から帰ると届けられていたそのレコードは、それ自体が昭和の匂いをプンプンさせて、ターンテーブルの上、45rpmの速さでクルクルと回転した。

包装を解いて最初にジャケット写真を見た時には、それが昔テレビで観たメンバーの顔とあまりに違っていたので「あれッ?」と思った(何しろそこには女性まで写っていたのである)。だが、その写真をよく見ると、それはこの曲がサウンドトラックとして使われていた映画「若者はゆく」の出演者達であることが判った。インターネット情報によれば、写っているのは(それぞれ若き日の)佐藤オリエ、田中邦衛、山本圭、橋本功、松山省二という面々である。
僕は、この曲が当時の青春映画の主題歌だったことも初めて知った。その頃の僕はそんな周辺情報もまるで知らず、ただテレビ番組の彼等(ザ・ブルーベル・シンガーズ)と、この「昭和ブルース」という曲が大好きだったのである。

「うまれた時が 悪いのか それとも俺が 悪いのか♪」という山上路夫にしては珍しく暗い歌詞が、ここ最近ずっと僕の心をざわめかせていた。
山上路夫といえば、「翼をください」や「或る日突然」、あるいは「夜明けのスキャット」など、どちらかというと「軽音楽」っぽい歌詞のイメージが僕には強いのだが、この「昭和ブルース」はそれらの曲とは明らかに印象を異にしている。
そして、そのかなり暗い曲を歌うザ・ブルーベル・シンガーズの歌声にも、僕はここ数週間継続的に恋焦がれていた。低音ボーカルと高音ボーカルの対比、特にファルセットで歌われる2番と4番のサビの部分が、聴きたくて聴きたくてたまらなかった。

改めて聴いてみて思ったのは、爪弾かれるギターの音と掛け合いのように歌われる導入部も実に色っぽいが、やはり何と言ってもこの曲の最大の魅力はサビ部分のファルセットの美しさと艶っぽさにあるということであった。
「昭和ブルース」というと、一般的には天知茂ということになるのかも知れないが、でも、僕の場合はやはり絶対に(ザ・)ブルーベル・シンガーズである。
posted by og5 at 22:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

青い6月の夜のコステロ

オールモスト・ブルーオールモスト・ブルー
エルビス・コステロ&ジ・アトラクションズ エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ

ビクターエンタテインメント 2004-09-22
売り上げランキング : 34166

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

NHKの番組だったと思う。何かのチャリティ・コンサートに当時のパンク・ロックの連中が多数参加していて、その中にエルヴィス・コステロもいたのであった。
実は僕はそのコステロの演奏が好きではなかった。ビートというのは速くなればなるほど「ビート」を失うものなのだ、というようなことを考えていた。

僕はコステロのそんなに熱心なリスナーではない。一枚目がとにかく大好きだったのでセカンド・アルバムも買ったけれど、すぐに飽きて中古レコード屋に売ってしまった。その他聴いたことのあるのは「パンチ・ザ・クロック」、「インペリアル・ベッドルーム 」、そして「オールモスト・ブルー」くらいで、やはりいずれももう手元にはない(結局残ったのは一枚目のみ)。
しかし、僕は今、何となく春の陽気に浮かされて、リンゴ・スターの「ボークー・オブ・ブルース」と一緒に買った「オールモスト・ブルー」を聴いている。

コステロの歌声は相変わらずせわしなく落ち着かない気分にさせられるけれど、カントリーとコステロは何となく相性がいい。考えてみれば、デビュー・アルバム「MY AIM IS TRUE」も結構カントリーな一枚だった。「ALISON」をはじめ名曲ぞろいのあのアルバムは、僕にとって「パンクじゃない」レコードではあったが、それでも大好きな「愛聴盤」である。
あまりにせわしなくて息苦しくなってしまう後のコステロの(僕にとっての)欠点も、ここではまだ演奏の緩さと上手い具合に馴染んでいていい感じだ。

カントリーというのはいいですね。
でも、ピーター・バラカンのラジオ番組で、あのザ・バンドですら最初のうちはカントリーをダサいものとしてとらえていたというようなニュアンスのことを聞いてびっくりした。
僕はといえば、細野晴臣ですら好きなのは実はソロに成り立ての頃の一連のカントリーっぽい作品がメインだし、ムーンライダーズの一枚目(というよりは鈴木慶一の一作目)「火の玉ボーイ」でも、「髭と口紅とバルコニー」なんかが他のどの曲よりも大好きだったりするのである。

ところで、僕は今ちょっと戸惑っている。それは、もう最後の曲になろうとしているのに、未だ肝心の「オールモスト・ブルー」がかからないからである。
僕は怪訝に思いCDパッケージの曲名を確かめる。「オールモスト・ブルー」なんて記述は何処にもない。
そうだった。「オールモスト・ブルー」はアルバム「オールモスト・ブルー」ではなくて、「インペリアル・ベッドルーム」に収録されているのだった。

ああ、「インペリアル・ベッドルーム」も買い直さなくちゃならない。

My Aim Is TrueMy Aim Is True
Elvis Costello

Rhino 2001-08-21
売り上げランキング : 57411

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

インペリアル・ベッドルーム(紙ジャケット仕様)インペリアル・ベッドルーム(紙ジャケット仕様)
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ

ビクターエンタテインメント 2003-09-27
売り上げランキング : 315443

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Beaucoups of BluesBeaucoups of Blues
Ringo Starr

Capitol 1995-08-01
売り上げランキング : 64212

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 21:36| 秋田 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

レッツ・ゴー・ドーナッツ!

サディスティック・ミカ・バンドサディスティック・ミカ・バンド
サディスティック・ミカバンド サディスティック・ミカ・バンド

東芝EMI 1998-03-18
売り上げランキング : 16,779

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サディスティック・ミカ・バンドのデビューアルバム「サディスティック・ミカ・バンド」が発表されたのは1973年のことである。中学三年の時、デビュー・シングル「サイクリング・ブギ/オーロラ・ガール」を、音楽のレコード鑑賞の時間にかけてクラスのみんなにソッポを向かれ悔しい想いをしていた僕にとっては、待ちに待った(正に待望の)「本格的ミカ・バンド」であった。

今見ても強烈なジャケットである。真っ赤な洪水に椰子の木やハイビスカスの花、そして高級ホテルまでもが飲み込まれ流されているようなギラギラした光沢のある二つ折りジャケットを開くと、そこには撮影用の南国風書割を背景にバナナを食べたりマンボを踊ったりして各々ポーズを決めているメンバーが写っており、その中の一人(小原礼?)が着ているアロハシャツの柄が実は表ジャケットの「真っ赤な洪水に飲み込まれた高級リゾート地」と同じデザインなのである(by WORK'SHOP MU!!)。

音は、当時のグラム・ロックの影響を受けてか何ともカッコよく歪んでおり、それがまた本来あまりロックには向いていないと思われる加藤和彦のボーカルをいい按配にカモフラージュしている。収録曲の基本的コンセプトはあからさまに「スペイシー」。曲名も、「宇宙時計」だの「空の果てに腰かけて」だの「銀河列車」だの、いかにもそれらしいのが並んでいる。
サウンド的には、シングルB面の「オーロラ・ガール」がモロT・レックスだったのに比べるとかなりバラエティに富んだものに変化しており、ラテンやレゲエのリズムとグラム・ロック的ブギーが独特なセンスで融合されていて実にカッコイイ。
僕は当時、その震え声と曲調のお伽話的感覚の類似性により「トノバン」と呼ばれていた加藤和彦が、ドノバンからマーク・ボラン(T・レックス)、そしてグラム・ロックというイメージの繋がりからサディスティック・ミカ・バンドに到ったのだろうと勝手に想像していたのだが、今にして思えばここには既に後にソロとして展開される彼の無国籍でモダン、かつノスタルジックな「味」が垣間見えている。

さて、改めてこのアルバムを聴いてみて感じるのは、何といっても加藤ミカの存在感と魅力の大きさである。例えば、「ダンス・ハ・スンダ」など彼女がメインでボーカルをとっていない曲においてさえ、コーラスで「ボッボッシュワッボッボッシュワッ♪」と彼女の声が聞こえて来た途端に何かが化学反応を起こす。「快傑シルバー・チャイルド」の嬌声や笑い声が、実はアルバム全体を支配しているのだ。
意外なことに、このアルバムでミカが(普通の意味における)リード・ボーカルを務めるのは、唯一、アルバムラストを飾る「ピクニック・ブギ」(これまた最高!)のみである。しかし、その声の魅力は、2ndアルバム「黒船」の「タイムマシンにおねがい」や「塀までひとっとび」など、結局はこのバンドの曲の中でも最も長く愛されることになる代表曲に引き継がれて行く。

加藤和彦とミカの離婚により、ミカ・バンドはあっけなく解散してしまう。後年、サディスティック・ミカ・バンドは、桐島かれんや(最近では)木村カエラをボーカルに迎えて、それぞれ一時的に再結成・再々結成することになる。しかし、僕にはそれはやはりサディスティック・ミカ・バンドではない。ワクワクしない。ギラギラしていない。ロックじゃない。第一(当然ながら)「ミカ・バンド」じゃない。

高橋幸宏が、ミカ・バンドをつまらないバンドだったと言っているのを聞いたことがあるけれど、そしてその真意については想像するしかないのだけれど、僕にはそれは多分にミカに関わること、あるいはミカの存在によりバンドが抱えることになったであろうジレンマに関する発言であったように思われる。しかし、ミカがいなければ発生し得ない興奮といかがわしさと愛嬌が、音楽性や技術の高低だけでは語れないミカ・バンドの魅力だったと僕は信じているし、ロックというある意味捉えどころのない音楽にとっては、楽譜には決して表現されることのないそういう非常に属人的な魅力も、実際の「音」と同じくらいに、いや時と場合によってはそれ以上に大切で不可欠な要素なのではないかと思うのである。

何てったって、サディスティック・ミカ・バンドは、ミカの「レッツ・ゴー・ドーナッツ!」という叫び声から始まったのである。
posted by og5 at 13:10| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

春の季節と「Back Seat」

最近、風呂に入っている時など、ほんのひと月程前には気付かなかった窓の外の色々な音が、何だかやけにくっきりと聞こえて来るようになったなあ、としみじみ思う。
遠い何処かで車が走り出す音、列車がレールに刻むリズム、踏み切りの信号のカンカンいう繰り返し、近所の家で子供を叱る母親の金切り声、その後に続く泣き声、ピアニカの北国の春、犬の遠吠え、「何」とは特定出来ないけれどずっと聞こえている空気のざわざわいう感じ・・・。
空気が冴えざえと澄み切っている冬の方が、ごみごみした春よりも遠くまで音が届くものと思っていたけれど、それは僕の単なる思い込みだったのかも知れない。
風もなく、生温い春に世界が満たされているこんな夜には、僕は何故だかふとムーンライダーズの「Back Seat」が聴きたくなる。

「Back Seat」という曲は、ムーンライダーズの1979年のアルバム「MODERN MUSIC」に収録されている。
「MODERN MUSIC」はとても地味なアルバムだ。サウンド的には確かにテクノ時代の音をしているのだが、何処か暗く沈んだ雰囲気に包まれている。そしてそれは、決して「Back Seat」や「鬼火」といったモノクロームな風合いの曲のせいばかりではなく(いや、むしろそのせいではなく、と言うべきか)、その他の本来ならもっと楽しげに聴こえてしかるべき曲を聴いた時にこそ感じる不思議な肌触りなのである。
一向に気持ちは高揚しないが、しかし鬱々とすることもまた決してない、この上なくクールなこのレコードが僕は大好きだ。

「Back Seat」は、妻殺しあるいは恋人殺しの歌だと僕は勝手に確信しているのだが、何故だかそこには静かな安堵感が漂っている。
どうしてこんな気持ちのいい季節に、人を殺めてしまった男の歌など聴きたくなってしまうのか、その理由は僕にはよく判らない。

MODERN MUSICMODERN MUSIC
ムーンライダーズ

日本クラウン 1995-11-01
売り上げランキング : 25,219

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 18:49| 秋田 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

この道はマイ・オンリー・サンシャイン

「似てる歌」に僕は結構敏感である。
最近では、「いいちこ」のコマーシャルで流れるビリー・バンバンの曲を聴く度に、ああこれって「サウンド・オブ・サイレンス」だあ、と勝手に思って面白がっている。似ていてもいいのだ。別にそれに難癖付けようなどとは思っていない。実際、あのビリー・バンバンの曲は凄くいい曲だし、大好きでもある。ただ、似ている曲を見つけるのが好きなのである。

「サウンド・オブ・サイレンス」といえば、由紀さおりの「夜明けのスキャット」もかなりのものであった。もちろん、大好きな曲である。
上戸彩の「アテンションプリーズ」第1話の冒頭を観ていた時、いきなりスージー・クアトロの「ワイルド・ワン」を演奏するシーンが流れて来てびっくりしたが、それが榊原郁恵の「夏のお嬢さん」にそっくりで、またまたびっくりした。そんなこともある。

昨日だったか一昨日だったか、テレビ番組のBGMで流れていた曲がある日本のスタンダードと同じメロディを持っていることに気付いた。
流れていたのは「ユー・アー・マイ・サンシャイン」で、その出だしの一節が北原白秋・山田耕筰の「この道」と全く同じメロディだったのである。
「ユーアーマイサ〜ンシャ〜ィン♪」という部分と「こ〜の〜みち〜は〜♪」という部分。

一節ずつ交互に歌詞を取り替えて歌うのが僕の今のトレンドである。

君の詩君の詩
ビリーバンバン 葉山真理 菅原進

ユニバーサルインターナショナル 2005-11-09
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

グレイテスト・ヒッツグレイテスト・ヒッツ
スージー・クアトロ サケ・ロック

東芝EMI 2004-06-23
売り上げランキング : 1,847

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 23:31| 秋田 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

お日様の下のメランコリー

The Velvet Underground & NicoThe Velvet Underground & Nico
The Velvet Underground

A&M 1996-05-07
売り上げランキング : 3,895

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「サンデー・モーニング」を初めて耳にした時、僕には明るい日差しの中、一人だけうらぶれていじけたように日陰から人を見やる自分が見えた。友達から、この曲について、明るさの中だからこそ一層際立つ孤独、というような話を聞かされていたせいかも知れない。そして、それは正にこの曲のテーマでもあった。
詞の内容だけではなく、曲調がまた素晴らしい。深刻な表現を徹底的に排除したアレンジ、そして決して多くを語らないルー・リードの気だるいボーカルとニコの妙に明るい(まるで天国から聞こえてくるような)コーラス。
このようにロックは真実を語る。限られた時間で、限られた言葉と音で、決して押し付けがましくはなく、だが本当に本当の真実を。

キンクスの「サニー・アフタヌーン」は哀愁に満ちている。しかし、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「サンデー・モーニング」との類似点は多い。まず、これもあくまでもまだ日中の出来事を語っているのだということ。そして、その音触りである。
歌っているのは、破産し何もかもを税務署に持っていかれてしまった男である。ガール・フレンドも彼の元を去り、彼は一人でビールを飲んでいる。何故ビールのコマーシャルは決まって真昼のシチュエーションばかりなのだろうと僕はいつも不思議に思っているが、真昼のビールはこの曲にこそ相応しい。
レイ・デイビスのうら悲しい声と、そしてデイブのハスキーで美しいコーラス。「いい音」を手に入れた現代のミュージシャンは、その代償として何と多くの表現を失ってしまったことだろうと、この曲のサウンドを聴くにつけ僕は思わずにはいられない。
この曲はテクニックでは作れない。

キンクスといえば、もう一曲、僕が大好きな「ウォータールー・サンセット」を忘れるわけにはいかない。
こちらはもう夕暮れ時だが、町は夕日で明るく照らされている。空気は少し冷たくなって来たが、それは日中の温かさからの変化があればこそ感じられる肌寒さである。
一日、一週間、一年と、僕達は人生の縮図を繰り返し生きている。だから、夕暮れ時に感じる寂しさは、夕焼けが作る単純なセンチメンタルなどでは決してない。ウォータールー駅を見下ろす恋人達は、寂しいと同時に実はこの上もなく幸せなのである。
僕も人生の黄昏時に、少しでもいいから幸せを感じることが出来ますように。そして、その時愛する人が僕の隣で同じ夕焼けを見ながら、僕より少しでも多くの幸せを感じてくれますように。
キンクスの曲はひねくれているし、また彼等の伝記など読むと実際半端でなく嫌な奴らなのだが、この曲を聴いているとそんなことなどどうでもよくなってしまう。
この曲は、前二曲とは若干ニュアンスが異なるとは思う。だが、この寂しいけれど幸せだという感覚には、やはり「サンデー・モーニング」や「サニー・アフタヌーン」につながる同じ種類の何かをしみじみと感じるのである。

※このライブ盤の音はとにかくひどいのです。しかし、このライブ盤中の「サニー・アフタヌーン」はとにかく最高なのです。
       ↓
Live at Kelvin HallLive at Kelvin Hall
The Kinks

Castle Music UK 2000-04-11
売り上げランキング : 154,469

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 21:12| Comment(3) | TrackBack(3) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

サクラの誘惑

さくらさくら
ケツメイシ Naoki-t YANAGIMAN

トイズファクトリー 2005-02-16
売り上げランキング : 9,438

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

森山直太朗/さくら(独唱)、河口恭吾/桜、コブクロ/桜、ケツメイシ/さくら・・・。
日本人はやっぱり桜が大好きだ。
尾ひれがついてもいいなら、宇多田ヒカルにも「SAKURAドロップス」という曲があるし、ちょっと古いけれど福山雅治の「桜坂」も大ヒットした。

もうすぐ我が秋田にも桜の季節がやって来る。
最近自分の中が空っぽで、歌詞を書く気が全然起こらないが、日本人の桜好きにあやかってタイトルだけ一つ考えてみた。
「馬肉(SAKURA)」というのだが、あまり流行りそうにないな。

プレイモービル 農家 馬の親子 3114プレイモービル 農家 馬の親子 3114

アガツマ 2002-05-25
売り上げランキング : 12,070

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 15:15| 秋田 ☔| Comment(3) | TrackBack(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「蟻面罵」という脅迫

「蟻面罵ッ、バンッ!!(ピアノの音)」という綾戸智絵のコマーシャルを見る度に気分が悪くなる。
綾戸智絵は凄まじい人生を送って来たという。それらを乗り越え、彼女はなお(というべきか、だからこそというべきか)パワフルで常に前向きである。
彼女は「最もチケットが買えない歌手」という異名を持つ。彼女は彼女のパフォーマンスをこの上なくアグレッシブに(しかも明るく楽しく)表現し、彼女のファンはそれを熱く受け入れる。これはとても幸せなことである。何の不都合があろうか。
だが僕は、彼女のおしゃべりや演奏がテレビ画面に映し出されると堪らず耳をふさぎたくなってしまう。これもまた事実なのである。
綾戸智絵の一体何が、僕をこんなにウンザリさせるのだろう。
それはもしかしたら、僕が忌避し、それで何とか毎日のバランスを保ち得ている「一生懸命」や「命懸け」を、彼女があまりにもあからさまにむき出しにしているからかも知れない。
綾戸智絵は、僕を脅迫するのである。

※僕は最初この人のことを「アヤとチエ」というデュエットだと思っていた。
      ↓
マイ・ライフマイ・ライフ
綾戸 智絵

幻冬舎 2004-06
売り上げランキング : 36,217

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 13:30| 秋田 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

内山田洋とロキシー・ファイブ?

ヒットコレクション 決定盤ヒットコレクション 決定盤
内山田洋とクールファイブ 内山田洋 クールファイブ

BMGファンハウス 1999-11-20
売り上げランキング : 5,188

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

内山田洋とクール・ファイブが聴きたかったのである。
というのは、坂上弘の「交通地獄そして卒業」を注文した時に、「このCDを買った人は、こんな商品も買っています」というAMAZONの戦略に負けてついでに購入した「ポマードとグラサン(秘密博士とエンペラーズ)」に彼等の「そして神戸」のカバーが入っていて、それを聴くにつけどうしても本家本元が聴きたくなってしまったからで、この前BSで聴いていっぺんで気に入った八代亜紀の「骨までしびれるブルースを」を注文する際、併せてショッピングカートにぶち込んだのである。

発見が二つあった。
一つは、前川清の声が記憶と大分異なり思いの他軽かったということ。
これは、一曲目の「長崎は今日も雨だった」を聴いてすぐにそう思った。
記憶の中では前川清はもっと力んで歌う人というイメージだったのだが、実はすごくエロエロでテクニシャンであった。
そしてもう一つ。
それは、彼等のコーラスがとても意外なグループのそれととてもよく似ていたということである。
そのグループとは、ロキシー・ミュージックなのだが。

ロキシー・ミュージックは、70年代あだ花のように咲いたロック+アバンギャルドの私生児であった。
というか、まあ当時のブライアン・フェリーはとにかくインチキ臭くて最高にカッコよかったのである。
すっかり洗練された8枚目の「アヴァロン」以降しか知らない人も結構いるであろうし、それどころかこのグループの存在さえ全く知らないという人も今では多いであろうが、僕は、4枚目の「カントリー・ライフ」、あるいはもう少し大目に見て5枚目の「サイレン」あたりまでが彼等のピークだと思っている。
その5枚目まででも、ブライアン・イーノが在籍していた2枚目までとエディ・ジョブソン加入後の3枚目以降という大きな変化がすでにあるのだが、僕が今回クール・ファイブのコーラスを聴いて強く想起したのは実は2枚目の「フォー・ユア・プレジャー」であった。
改めて曲名を見てみると、僕の連想は多分3曲目の「Strictly Confidential」あるいは7曲目「Grey Lagoons」あたりから来ている。
しかし、5曲目、永遠の問題作「In Every Dream Home a Heartache」を前川清が歌っている姿、その「歌」を戯れに想像した僕は、何故かクラクラと心地よい眩暈に襲われたのであった。

フォー・ユア・プレジャーフォー・ユア・プレジャー
ロキシー・ミュージック

東芝EMI 2001-08-29
売り上げランキング : 50,352

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 22:19| 秋田 ☔ | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

「魔法の鏡」の罪と×

ミスリムミスリム
荒井由実

アルファミュージック 1998-06-24
売り上げランキング : 201,673

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ユーミンがまだ荒井由実でしかなかった頃の「ミスリム」が僕は大好きである。
大好きであるが、あの中の「魔法の鏡」という曲を聴くたびに、ちょっと待てよという気になる。
問題は、「魔法の鏡を持ってたら あなたのくらし映してみたい♪」という冒頭の歌詞だ。
困ると思いませんか?

それから、この曲を男が歌ってると想像するとすごく怖い。
この男に好かれている女の人は夜も眠れないはずである。

まあとにかく、世の中には知らない方がいいということも結構多いという話である。
posted by og5 at 18:19| 秋田 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

「尾崎豊の曲です。美しいんだ・・・」と坂上弘は呟いた。

交通地獄そして卒業交通地獄そして卒業
坂上弘

Pヴァイン・レコード 2005-11-18
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

先週、夕方六時過ぎに車を運転していたら、カーラジオから「〜根本敬がどうした」とか「〜幻の名盤解放歌集がどうした」と言っているのが聞こえて来た。
思わずボリュームを上げると、それは一青窈の番組で、彼女は「坂上弘」という84歳の歌手のことを話しているのであった。
以前はかなりマメにチェックしていた解放歌集だが、最近はちょっと縁遠くなってしまっており、坂上弘という人も僕は知らなかった。
しかし、一青窈に紹介されて間もなく始まった彼の「卒業」に、僕はいきなり心をわしづかみにされてしまった。

「卒業」とは、あの尾崎豊の「卒業」である。
84歳の老人が歌う「卒業」は祈りであった。
スピリチュアルな、目に見えない大きな存在との対話であった。
それは、最近の、スタイルだけのゴスペル・アカペラを追いかけたただのコーラス・グループには、絶対に真似の出来ない真の魂の叫びであった。
僕は、家に着くなりパソコンに飛びつき、Amazonで彼のCDをショッピングカートに放り込んだ。
そして、今僕の手元には、彼のCD「坂上弘/交通地獄そして卒業」がある。

ジャケットが素晴らしい。
ギラギラと輝く夜景をバックに、録音用の大きなマイクの前、鮮やかなブルーの背広をゆったりと着こなし、大きく両手を広げて立つ坂上弘は、文句なくカッコよく、そして独特の強い匂いを放っている。
ライナー漫画における根本敬の、「ツインピークス全巻の最後の最後に登場し熱唱するジミースコットと84才の少年坂上弘はほぼ同じ人である」という指摘は、正にドンピシャリとつぼを押さえていると思う。

「ラップの原点」といった評価もあるという、僕にはクラッシュの「サンディニスタ」あるいは「幻の解放歌集ビクター編・渚の歓喜(エクスタシー)」中の「変な串かつ教室/屋台のおっさん」を思い起こさせた「交通地獄」や、初老オールスターズのコーラスも美しい傑作「やまと寿歌」も素晴らしいが、やはり最高傑作は「卒業」であろう。
水晶の結晶のようなスタジオ・ヴァージョンもいいが、「尾崎豊の曲です。美しいんだ・・・」と曲紹介の後で自ら思わず呟くライヴ・ヴァージョンの熱唱は圧巻である。
魂が震えます。
本当だよ。
posted by og5 at 17:37| 秋田 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月27日

時々無性に

時々無性に聴きたくなる曲というものがある。
僕の場合最近では、森田童子の「雨のクロール」とか中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」とかビートルズの「アスク・ミー・ホワイ」とか。
今日はプリファブ・スプラウトの「グッバイ・ルシール・No.1」が居ても立ってもいられなくなるくらい聴きたくなって、そして今聴いている。

こうして聴きたくて聴きたくてしょうがなくなる曲というのは、いったい何なのだろう。
どんな心の仕組みからこんな気持ちが生まれるのだろう。
何か特別な思い出があるわけでもないし、また(他の曲に比べて)特に強く思い入れがあるわけでもない(確かに「好き」は「好き」なのだが)。

ただひとつ思うのは、そうした曲達は、自分の中で決して色褪せないというある一定の条件を満たしているということで、それは当時夢中になって聴いていたかどうかということとは、少し反比例しているような気もする。
ちょっと脇にあったけれど、実は深く染みていた曲。
実際は当時からど真ん中で、今でもしょっちゅう聴きたくなる曲というのも(当然)あるわけだが、そうでなくても心の奥底で実は好きだった曲というのもまた実際あるわけである。

さて、困った。
「時々無性に」などというタイトルを書いてしまったせいか、今度は石川セリの「ときどき私は」が聴きたくなってしまった。
明日は仕事納めだしまあいいか、とこれからCDを探す。

スティーヴ・マックイーンスティーヴ・マックイーン
プリファブ・スプラウト

ソニーミュージックエンタテインメント 1997-10-22
売り上げランキング : 13,674

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ときどき私は・・・SERIときどき私は・・・SERI
石川セリ

キティMME 1994-11-02
売り上げランキング : 3,041

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 23:13| 秋田 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

謎の「やぎさんゆうびん」

「やぎさんゆうびん」は、まどみちお作詞・團伊玖麿作曲による大変有名な創作童謡であるが、僕はこの曲の歌詞に以前から大きな疑問を抱いていた。

黒やぎさんは、白やぎさんからのお手紙を読まずに食べてしまう。
手紙の内容が判らないので、彼は仕方なく、どんな用事だったのか訊ねる手紙を白やぎさんに送るのだが、しかし白やぎさんもまた黒やぎさんと同じように届いたお手紙を食べてしまい、その内容を確認するためにまた黒やぎさんにお手紙を送るのである。
これでは堂々巡りだ。
しかし、それはそれでいい。
僕の疑問とは、何故白やぎさんは、手紙を書いている最中に、自分の手紙を自分で食べてしまわなかったのだろうか、ということである。

友達から届いた手紙を読まずに食べてしまうくらいの馬鹿なら、自分がこれから書こうとしている便箋だって食べてしまうだろう。
いや、草ではなく紙を食べなくてはならないくらい腹が減っていたのなら、自分が持っている封筒あるいは便箋を食べた方が手っ取り早いだろう、と思うのだ。
何故相手から来た手紙でなくてはならないのか。
ああ、また今夜も眠れない。

B00005GOD3山羊の頭のスープ
ザ・ローリング・ストーンズ

東芝EMI 1998-03-11
売り上げランキング : 105,247

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 22:42| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

あの世のジョンを「想像」してみる

一昨日はジョン・レノンの25回目の命日であった。
最初そのニュースを耳にした時、僕は確かほとんどショックを受けなかったはずである。
それは、その当時のジョン・レノンがもうすでに僕にはあまり関係のない人になってしまっていたからかも知れないし、世間があまりにも大騒ぎをするので(へそ曲がりな僕が)すっかりシラケタ気分になってしまっていたせいかも知れない。
おそらくは、その両方が混じり合って、ちっぽけな僕の精神が、あえてジョン・レノンの死という大事件を、出来るだけ知らん顔をしてやり過ごしてしまおうと考えたのだと思う。

僕は、ジョン・レノンが嫌いだったわけではない。
ビートルズの曲で何が好きかといえばそのかなりの割合を彼の作品が占めるし、ボーカリストとしても、僕はポールよりもジョンの方が好きであった。
そうなのだ、何しろあれらの曲は全て「レノン=マッカートニー」が作っていると思っていたのだから、誰の作品かなどということではなくて、実は僕は彼の歌が(理屈ではなく)何より好きだったのである。

しかし、不思議なのだ。
ビートルズが解散して、彼の歌は相変わらず、いや(場合によっては)以前にも増して魅力的だったはずなのに、それらの曲を聴いても、僕がドキドキすることはもうあまりなかった。
だから、「ジョンの魂」は買ったが「イマジン」はシングルしか買わなかった。
「シェイブド・フィッシュ」は買ったけれど、すぐに飽きてしまった。
「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」や「人々に勇気を」など一連のシングルも買ったし、それらの何枚かのB面に収められていたオノ・ヨーコの変な曲も大好きだったのだが・・・。
はっきり言えるのは、いつからか僕は、彼等の「愛と平和(ラブ&ピース)」に全くうんざりしてしまっていたということだけである。

ジョン・レノンに対する僕の気持ちは複雑である。
愛しているのに、そう言いたくはないのだ。
そして、僕のそんな気持ちは、「イマジン」という曲に接した時最も大きく上下に揺れる。
まるで「イマジン」が僕を試しているかのようでさえある。
「イマジン」の歌詞は、今読むとまるでLSDでラリっているように僕には聞こえる。
何だかフワフワしていてまるで現実感がない。
あの曲は、実はビートルズ時代の「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」と同じところに分類されるべき曲なのではないか、と僕は思う。

「イマジン」の中で、ジョン・レノンは「天国なんかないと思ってごらん」、あるいは「宗教なんかないと思ってごらん」と歌うが、「イマジン」を愛する人達は、ジョン自身を教祖とする宗教も、またその教義に出て来る彼(とヨーコ)のユートピアも、たぶん心から信じているのだろう。
そういうことを、もしかしたらジョンは面白がって、薄い唇と醒めた目をして、「あの世」でクスクスと笑っているかも知れない。
そう「想像」してみる。

4480873376らりるれレノン―ジョン・レノン・ナンセンス作品集
ジョン レノン John Lennon 佐藤 良明

筑摩書房 2002-12
売り上げランキング : 124,895

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B000B2UPK2イマジン
ジョン・レノン

東芝EMI 2005-09-30
売り上げランキング : 34,417

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 17:20| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(5) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

MUSIC INDIVIDUAL MEDLEY その2〜溝の擦り切れたレコード

前回、「MUSIC INDIVIDUAL MEDLEY その1」で、ぱぱぼっくすのCDをとにかく夢中で聴いていると書いたが、ふと、こんなに同じレコードを繰り返し繰り返し聴くのはいったい何年振りのことだろう、こんなこともう十何年もなかったことかも知れない、と気づいた。

小学生の頃、家にはポータブルプレイヤーがあった。メーカー名などは憶えていないが、クリーム色のボディで、赤い蓋がついていて、持ち運びが出来た。
そのプレイヤーをしまってある棚には、村田英雄の「王将」、北島三郎の「なみだ船」、ザ・ピーナッツの「ウナセラ・ディ東京」、コロムビア・ローズの「東京のバスガール」などのシングル盤があって、何故か「相撲甚句」や映画メリー・ポピンズのサントラ盤などもそこには混じっていた(このサントラというのは、映画のシーンにそった本仕立てになっており、赤いソノシートが何枚か付いているもの。当時の流行だったのだろうか、アニメのシリーズなども同級生は持っていたようだ)。
そして僕は、僕が買ったものですらないそれらのシングル盤を、ジャンルにこだわるなどということもまだ知らずに、日に何度も、飽きることなく繰り返し聴いたものだった。
とにかく、レコードを聴くということがただ単純に楽しくてしょうがなかったのである。

初めて自分のお金で買ったレコードは、たぶん当時大流行していたテンプターズのシングル「今日を生きよう」と「神様お願い!」だったと思う。
洋楽のレコードを初めて買ったのは中学生になってからで、シングルはショッキング・ブルーの「ヴィーナス」、LPはゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」だった。
本当は1910フルーツガム・カンパニーのアルバムが欲しかったのだが、レコード屋になくて、欲しいとなると待つということの出来なくなってしまう性分の僕は、しょうがないのでその代わりにこんな渋いものを買ってしまったのである。
当時は、ひと月に買えるレコードの枚数など限られていた。普段はシングル盤を何枚か買えばおしまいで、LPを買うことが出来るのは、正月か盆の臨時収入のある時期に限られていたものである。しかし、それで充分事足りていた。
ラジオや友達との貸し借りで、新しい情報や買うまでの決心はつかないが聴いてみたいと思っているものをとりあえず聴いてみるという機会には結構恵まれていたし、何より、自分で気に入って手に入れたレコードを、何度も何度も、繰り返し繰り返し、溝が擦り減ってしまうまで聴くということが、何物にも替え難い喜びだったのだ。

さて、社会人になって、自由に使えるお金が増えると、僕の部屋には新しいレコードがジャンルを問わずどんどん並ぶようになった。好きな音楽も、ミュージシャンやアーティストも、以前とは比べ物にならないくらい多くまた多様になり、たぶんそれらに対する僕自身のセンスや知識もいくらかは垢抜け向上もしたのだと思う。
しかし、持っているレコードを聴く時間、せっかく手に入れていつでも聴くことが可能なそれら音楽に接する時間は、月1〜2枚しかシングル盤を買えなかった頃よりも確実に減ってしまった。中には一度しか聴かず、そのまま棚に収められ、買ったことさえ忘れてしまったものさえある。
聴けば聴くほど擦り減り傷がつくレコードの時代にはあんなに繰り返し聴いていた音楽なのに、聴いても聴いても擦り減ることなどなく丁寧に扱いさえすれば傷がつくこともまずないCDの時代になると、一生懸命に聴いたり一緒に歌ったりすることもあまりなくなってしまったなんて、なんと皮肉で馬鹿馬鹿しい話なのだろう。

買ったCDは好きになるまで聴こう。
買ったものは好きになるまで使おう。
始めたことは好きになるまで続けよう。
その方が絶対楽しい(ような気がする)。
posted by og5 at 19:34| 秋田 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

MUSIC INDIVIDUAL MEDLEY その1〜ぱぱぼっくすのとりこ

今一番頻繁に聴くCDは、ぱぱぼっくすの「ぱぱぼっくす」と「花降る午後」である。そしてその中の何曲かは、ふと気づくと知らず知らず勝手に頭の中で繰り返し口ずさまれているくらい、僕の中に深く深く浸透してしまっている。

彼等の存在を知るきっかけとなったのは、「ソー・ファー・ソングス」というオムニバスで、これは友人のK君から借りた。同じK君から以前借りた渚にての「夢のサウンズ」を夫婦してすっかり気に入ってしまったのを彼が覚えていて、渚にての「あなたを捨てる」も収録されているこのCDをわざわざ持って来てくれたのだったと思う。

ぱぱぼっくすは強烈である。
まず、何といってもボーカルの澤田智子の歌が強烈である。
誤解を恐れず判り易く言うと、戸川純が中島みゆきみたいに歌っているという感じだろうか。いや、それでは本当に誤解されてしまいそうだ。澤田智子の歌声は戸川純のように何かの目的のために再構築されたものではないし、また中島みゆきのように大仰でもない。しかし、彼女の声は、確かに戸川純のように聴く者を不安にさせると同時にその分独特で微妙なバランスで安心させてくれるし、中島みゆきのように大胆で実は図太いのである。
僕は、言葉の発音にも音程にも癖の強い訛りの入った(案外、カントリーを歌うカーリー・サイモンのような雰囲気さえかもし出している)彼女の歌声が大好きだ。

そして、その歌詞。
例えば、「ゆううつ」の「僕にとっての優しさが君にはそうじゃないのかな。」であるとか、「春眠」の「もう眠ってしまうよ。あなたは、おそすぎるよ。」であるとか、「いつか」の「あのネ、本当の事を言うと、明日が とても こわいの」などという言葉は、いったいどこから出て来たのだろうか。
普通の言葉である。驚くほど普通の言葉である。だが、これをこのように歌詞としてポンと書いてしまえる人などそうはいないと思う。しかも、彼等の歌詞は美しい縦書きで、例に引いた言葉にも見られるように、句読点の使い方やセンテンスの切り方が独特である。「!」が優しい言葉の後ろに突然現れたりするので(本当に)びっくりする。
「花降る午後」についてはクレジットを見つけられないので想像するしかないが、ほとんどの歌詞は澤田智子が書いている(はずである)。この言葉のセンスもまた、彼女の強烈な才能の一つなのだと思う。

「ぱぱぼっくす」の頃のメンバーは、澤田智子(ボーカル、ギター)、玉井晶子(ドラムス、ボーカル)、樽谷敏(ギター、ボーカル)の三人であったが、「花降る午後」では玉井が脱けて澤田・樽谷の二人組になっているようだ。
彼等の曲は、スローからミディアムくらいの速さの曲がほとんどで、とにかくゆったりとしていて揺るぎがない。上手いか下手かといえばたぶん上手くはない。しかし、これほどシンプルで力強い演奏が出来るなら、小ざかしいテクニックやギミックなど全く必要ないと僕は思う(「雲の行方は?」などまるでヴェルヴェット・アンダーグラウンドである)。
「花降る午後」を最初聴いた時、前作よりもかなり明るく軽い感じがしたが、聴けば聴くほど味わいが深くなる。

そして、切なくなる。


以前「MUSIC BATON」というのがあったが、ここは袋小路で誰にもBATONを渡すことが出来なかった。そこで、それならいっそ、と思いつき「MUSIC INDIVIDUAL MEDLEY(音楽個人メドレー」)を勝手に始めることにした。
今回はその第一回である。


B00007FOWEぱぱぼっくす+3
ぱぱぼっくす

インディペンデントレーベル 2003-02-15
売り上げランキング : 54,083

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

B0001M0JLM花降る午後
ぱぱぼっくす 澤田智子

ドリーミュージック 2004-04-21
売り上げランキング : 87,445

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 14:38| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月28日

MUSIC BATON from tomoska

愛妻tomoskaからのmusic batonを受けて、以下書き込む。

■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
一時ファイル等を除くiTunes用フォルダの容量だけで5.23GB。

■Song playing right now (今聞いている曲)
何も聴いていない。

■The last CD I bought (最後に買ったCD)
「The Best Of WESTERN SWING」
何故かスウィングのCDをまとめて買ってしまった。

■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

★Make Me Smile(live version)/Steve Harley and Cockney Rebel
ライブアルバム『Face to Face』のラストを飾る名演。観客の盛り上がりと一体感も最高で、演奏が終わり、スティーブ・ハーリー等メンバーがステージを去ってもなお鳴り止まない拍手と声援、そして自然発生する前曲「転落(Tumbling Down)」のリフレイン「Oh! dear, look what they've done to the blues, blues, blues〜」が胸をいっぱいにする、僕の中では永遠の一曲である。
ちなみに、本ブログのタイトル部分「Come up and see me〜」は、この曲からの引用。

★Mother/John Lennon
『ジョンの魂』を初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。何もそこまでというくらい内省的な歌詞と、シンプルでありながら恐ろしいくらいヘビーなプラスティック・オノ・バンドの演奏。幸か不幸か、このアルバムのお蔭で僕は、その後展開されるジョンの反戦平和・ラブ&ピース路線に感染することなく、かなり醒めた目で彼を見つめることが出来たと思う。「Mother」を歌ったあの声の持ち主が、「Imagine」の歌詞の内容みたいなことを本気で信じているとしたら、その理由は「詐欺」あるいは「勘違い」以外には考えられない。それでも僕はジョンが大好きだが、平和主義者ジョンの信奉者達については全く理解出来ない。改めて聴くと、ちょっとPILへの遺伝も感じさせる。
幻の名盤解放歌集『春の紅白歌合戦〜紅組編』の松岡計井子バージョンも最高である。

★Marquee Moon/Television
同名のアルバムのB面およびその後リリースされた『Adventure』などと比べると、この曲を含むA面は、彼等にとっても神がかり的な大事件だったのだな、とつくづく思わされる。特にこの曲における緩々な緊張感は、他に類をみない最高のカッコよさだ。そのサウンドは高温ではなく、さりとて低温でもない、どこまでもぬるい感じなのだが、しかし確かに燃えていて、緊張は永遠に高まって行く。
アナログ盤のフェイドアウトバージョンが忘れられなくて、オリジナルと同じ編集だというレヴューを信じ何度もCDを買ったが、結局いつも騙される。

★Like a Rolling Stone/Bob Dylan
ボブ・ディランをちゃんと聴いてはいない。彼について詳しく知らないし、時には退屈だとさえ思う。しかしこの曲は僕にとって特別だ。この曲は、パンクなのだ。
パンク・ロックが爆発した時代、もう社会人だった僕はもろにその影響を受けて人付き合いに失敗してしまった。「アイデン・アンド・ティティ」の「Like a Rolling Stone」を聴いて、僕は多分また同じ失敗を繰り返そうとしている。
しかし、自分の言葉で語らなければ意味がない、そう訴えかけて来る力に心を揺さぶられて、なのに何も言わないのは何も感じなかったのと同じだ。
ディランについて語るのではなく、僕は今自分自身について語ろうとしている。

★Waterloo Sunset/The Kinks
新婚旅行でロンドンに行った時、ウォータールー橋の上でこの曲を歌った。
4人組みの男女にタバコを持ってないかと訊かれた後で、ちょっとからまれた。
とにかく大好きな曲で、デイヴのコーラスが美し過ぎる。

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
誰もいない。

ここは袋小路である。

B0006IGTCYフェイス・トゥ・フェイス
スティーヴ・ハーリー & コックニー・レベル

ヴィヴィド 2004-08-25
売り上げランキング : 97,762

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B000051TBAジョンの魂 〜ミレニアム・エディション〜
ジョン・レノン

東芝EMI 2000-10-09
売り上げランキング : 16,295

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B00005HEF5マーキー・ムーン
テレビジョン

イーストウエスト・ジャパン 1998-11-26
売り上げランキング : 19,516

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B0002CHQWQ追憶のハイウェイ61(紙ジャケット仕様)
ボブ・ディラン

Sony Music Direct 2004-08-18
売り上げランキング : 5,081

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


B0002IJNMGサムシング・エルス+8
ザ・キンクス

BMGファンハウス 2004-08-25
売り上げランキング : 20,727

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by og5 at 21:34| 秋田 🌁| Comment(9) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
with Ajax Amazon

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。