愛妻tomoskaからのmusic batonを受けて、以下書き込む。
■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
一時ファイル等を除くiTunes用フォルダの容量だけで5.23GB。
■Song playing right now (今聞いている曲)
何も聴いていない。
■The last CD I bought (最後に買ったCD)
「The Best Of WESTERN SWING」
何故かスウィングのCDをまとめて買ってしまった。
■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
★Make Me Smile(live version)/Steve Harley and Cockney Rebel
ライブアルバム『Face to Face』のラストを飾る名演。観客の盛り上がりと一体感も最高で、演奏が終わり、スティーブ・ハーリー等メンバーがステージを去ってもなお鳴り止まない拍手と声援、そして自然発生する前曲「転落(Tumbling Down)」のリフレイン「Oh! dear, look what they've done to the blues, blues, blues〜」が胸をいっぱいにする、僕の中では永遠の一曲である。
ちなみに、本ブログのタイトル部分「Come up and see me〜」は、この曲からの引用。
★Mother/John Lennon
『ジョンの魂』を初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。何もそこまでというくらい内省的な歌詞と、シンプルでありながら恐ろしいくらいヘビーなプラスティック・オノ・バンドの演奏。幸か不幸か、このアルバムのお蔭で僕は、その後展開されるジョンの反戦平和・ラブ&ピース路線に感染することなく、かなり醒めた目で彼を見つめることが出来たと思う。「Mother」を歌ったあの声の持ち主が、「Imagine」の歌詞の内容みたいなことを本気で信じているとしたら、その理由は「詐欺」あるいは「勘違い」以外には考えられない。それでも僕はジョンが大好きだが、平和主義者ジョンの信奉者達については全く理解出来ない。改めて聴くと、ちょっとPILへの遺伝も感じさせる。
幻の名盤解放歌集『春の紅白歌合戦〜紅組編』の松岡計井子バージョンも最高である。
★Marquee Moon/Television
同名のアルバムのB面およびその後リリースされた『Adventure』などと比べると、この曲を含むA面は、彼等にとっても神がかり的な大事件だったのだな、とつくづく思わされる。特にこの曲における緩々な緊張感は、他に類をみない最高のカッコよさだ。そのサウンドは高温ではなく、さりとて低温でもない、どこまでもぬるい感じなのだが、しかし確かに燃えていて、緊張は永遠に高まって行く。
アナログ盤のフェイドアウトバージョンが忘れられなくて、オリジナルと同じ編集だというレヴューを信じ何度もCDを買ったが、結局いつも騙される。
★Like a Rolling Stone/Bob Dylan
ボブ・ディランをちゃんと聴いてはいない。彼について詳しく知らないし、時には退屈だとさえ思う。しかしこの曲は僕にとって特別だ。この曲は、パンクなのだ。
パンク・ロックが爆発した時代、もう社会人だった僕はもろにその影響を受けて人付き合いに失敗してしまった。「アイデン・アンド・ティティ」の「Like a Rolling Stone」を聴いて、僕は多分また同じ失敗を繰り返そうとしている。
しかし、自分の言葉で語らなければ意味がない、そう訴えかけて来る力に心を揺さぶられて、なのに何も言わないのは何も感じなかったのと同じだ。
ディランについて語るのではなく、僕は今自分自身について語ろうとしている。
★Waterloo Sunset/The Kinks
新婚旅行でロンドンに行った時、ウォータールー橋の上でこの曲を歌った。
4人組みの男女にタバコを持ってないかと訊かれた後で、ちょっとからまれた。
とにかく大好きな曲で、デイヴのコーラスが美し過ぎる。
■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
誰もいない。
ここは袋小路である。
posted by og5 at 21:34| 秋田 🌁|
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